Kiiler X 黒田研二,二階堂黎人




[ストーリー]
同窓会の手紙を受け取った男女6人が恩師が住む深雪荘を訪れた。
階段から落ち車椅子生活となった恩師の異形な姿に困惑し、
しかも、同窓会の手紙など、誰も出していないという。


パソコンから発見されたSEISAI-PROJECT.TXTという奇妙なファイル。
ネットに投稿された『私は人を殺しました』という書き込み。
血のついた目覚まし時計。
巷を騒がせる突き落とし魔。
不可解な現象と雪は降り積もり、やがて深雪荘は陸の孤島と化す。




[所感]
作家の語り手によって紡がれていく物語。
トリックが明かされて、「やるじゃん。この二人」と思ったけれど、
その後がグダグダで、どうもそんなにおもしろくない。
最後の50ページは「はいはい。そうですか」って感じで読み終えた。
読者を飽きさせないためのプロットを工夫するべきだと思う。




[詳細]
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